鱒の寿司の技と伝統を間近で見学!「ますのすしミュージアム」
鱒の寿司の技と伝統を間近で見学!
今回は、ますのすしの技と伝統を様々な施設で間近で見て・体験することのできる「ますのすしミュージアム」についてご紹介します!
ますのすしミュージアムは富山駅から車で25分、富山ICから同じく車で8分のところにある、歴史ある「ますのすし本舗 源」の中にあります。
鱒の寿司を全国に広めた歴史ある会社「ますのすし本舗 源」
ますのすしミュージアムのある「ますのすし本舗 源」は、江戸時代から続く歴史ある歴史ある食品製造会社です。駅弁業などを経て、地元のみならず日本全国に鱒の寿司を広めるまでには様々な苦労がありました。
- 江戸時代から明治初期にかけて旅館と紙屋を営んでいた風流人、源梅山の息子である源金一郎は、明治33年(1900年)に高級料亭旅館「富山ホテル」を開業し、明治41年(1908年)には「駅弁業 源」として弁当販売の第一歩を踏み出しました。
- 大正元年(1912年)には「ますのすし」の販売を開始、戦火にも耐えながら調理を続けました。昭和32年(1957年)にはますのすしに並ぶ名産品となる「ぶりのすし」の販売が開始されます。
- 昭和59年(1984年)からの富山空港でのますのすしの販売開始などを経て、平成20年(2008年)には創業100年、平成21年(2009年)には今回紹介するますのすしミュージアムをオープンしました。
個性的な施設でますのすしについて知ろう!
- ますのすし伝承館
ますのすし伝承館では、熟練の職人たちによるますのすし作りの技巧をガラス越しに見ることができます
職人は日本海の沿岸で捕れる新鮮なサクラマスを手際よくおろし、季節や脂の乗りに合わせた加減で素早く塩をうち、切り身を酢洗いします。この作業をここまで手際よくやるには、毎日やっても5年はかかると言われています。
- 工場見学
工場見学では、ますのすしの笹付けやパッケージ詰めなど、製造工程の様子を見学することができます。
消費期限が製造から48時間ととても短いますのすしですが、1日で出荷する分の商品はすべてこの工場で作られています。
- 旅と食の文化史コレクション
旅と食の文化史コレクションでは、壁に貼られた大きなパネルや、全国から集められた駅弁のかけ紙・珍しい弁当容器や旅の携帯品などの展示から、歴史とともに全国を旅しているような感覚を味わいながら、旅と食の文化史を知ることができます。
- 映写室・モニター
映写室・モニターには、ますのすしミュージアムの見学案内人である「ますまる」の登場する、幅広い世代が楽しめる映像が流れています。館内に多数あるモニターには、それぞれ違った内容のストーリーが放映されています。
- ますのすし手作り体験
ますのすし手作り体験では、熟練の職人に教えてもらいながら、おいしいますのすしを手作りする体験をすることができます。作ったますのすしは、お土産として持って帰ることもできます。
- お食事・お土産
事前に予約をしておけば500席を超える広々とした空間で、富士の山や海の幸を中心とした、「立山」・「神通」・「日本海」の「会席御前」をゆったりと味わうことができます。
お土産処の「天人楼」では「ますのすし」「ぶりのすし」をはじめとしたここでしか買えない限定の押しずしや、それぞれの季節限定の商品、富山を中心とした北陸の地元銘菓や地酒・地野菜などの名産品を買うことができます。
まとめ
鱒の寿司を日本全国に広めた歴史のある「ますのすし本舗 源」のますのすしミュージアムでは、「ますのすし伝承館」で熟練の職人たちの技巧を間近で見たり、工場でのますのすしの製造工程・展示の見学などを通して、ますのすしについて詳しく知ることができる!
見学の合間や見学終わりに「会席御前」を味わったり、押しずしなど、ここでしか買えない限定の商品をお土産として購入することもできる!
※ますのすしミュージアムについてもっと詳しく知りたい方は、ますのすしミュージアムのオフィシャルサイトへ!→
富山県にお越しの際には是非ご連絡ください!
・ホームページ
・メール
sanwakoutsu.toyama@gmail.com