海にきらめく幻想的な光の正体が学べる!「ほたるいかミュージアム」
海にきらめく幻想的な光の正体が学べる!「ほたるいかミュージアム」
今回は海にきらめく青白い光の正体であり、多くの謎に包まれたほたるいかについて詳しく知ることのできる、「ほたるいかミュージアム」についてご紹介します!
- ほたるいかミュージアムは滑川駅から徒歩約8分、車なら滑川ICから約10分で行くことのできる、非常にアクセスのしやすい「道の駅ウェーブパークなめりかわ」の中にあります。
- 豊かな自然に囲まれた滑川市のシンボルとしてつくられた施設で、立山連峰の雄大な景色を眺めることのできるガラス張りのマーケットホール、レストランゾーン、幻想的な光で演出されたミュージアムゾーンから成り立っています。
ほたるいかって何?
- ほたるいかは日本海を中心として日本周辺の海全域の水深200~600mあたりのところに生息しており、春に生まれてから約1年でその生涯を終えます。春になると産卵のために富山湾の岸の近くまで集まってきます。
- ほたるいかは昔から地元の人々に「まついか」と呼ばれていましたが、明治38年に東京大学の教授である渡瀬庄三郎博士により「ホタルイカ」と命名されました。渡瀬博士は以前よりホタルの研究をしていましたが、富山県に「ホタルのように美しく光るイカがいる」と聞き、ホタルイカの研究を始めたのです。
- ほたるいかが光るのは、光で外敵から身を守るため・同化して身を隠すため・仲間同士で光で会話するためだと考えられています。また、ほたるいかの発光はとても明るいのですが熱くないため「冷光」と呼ばれており、冷光の謎はまだまだ解明されていません。
さまざまな展示や体験でほたるいかについて学ぼう!
広い館内にライブシアター・展示ホール・深海魚展示コーナー・ミュージアムギャラリーなど、充実した展示が並ぶほたるいかミュージアム。実際に見て・感じる体験などを通して、ホタルイカについて深く知ることができます
ライブシアター
ほたるいかミュージアムのメインとなる半円型の水槽と上映スクリーンからなるライブシアターです。ほたるいかや深海に生息する生物たちの神秘的な様子を間近で見ることのできる発光ショーが開催されています。
ライブシアターのすぐ隣にある深海不思議の泉では、富山湾の深層水で深海に生息する生き物たちが飼育されています。泉の中の生き物たちには手で触れることもでき、写真撮影もOKになっています。3月20日~5月下旬には、活きたほたるいかに触ることもできます!
展示ホール
展示ホールでは、ほたるいかを中心とした富山湾の不思議について、大きなパネルや、ほたるいかミュージアム周辺の大ジオラマなどを用いてわかりやすく紹介されています。
深海魚展示コーナー
深海魚展示コーナーには、深海に生息するダイオウグソクムシ・オオグソクムシが展示されています。ダイオウグソクムシの入っている水槽はミラー水槽になっているため、様々な角度から観察することができます。写真撮影もOKです。(※フラッシュはダメ!)
時期は短いですが、幻想的に光り輝くホタルイカの漁の様子を観光船から見学できる「ほたるいか海上観光」も開催されています。
ほたるいかの発光を綺麗に見るために日の出に合わせて時間は変更されますが、午前2時30分ごろにほたるいかミュージアムで受付を済ませ、午前3時ごろに滑川漁港を出港してホタルイカ定置網まで移動します。
その後、明かりを消して漁師さんたちによるホタルイカ漁を見学します。ホタルイカの神秘的な光はとても美しく、感動を誘います。午前4時30分ごろに帰港します。この際、天気が良ければ立山連峰からの日の出を見ることもできます。その後、滑川漁港でホタルイカ入札の様子を見学することもできます。
まとめ
- ほたるいかミュージアムでは、ライブシアターや展示ホールなどの展示で、見て・感じて、ほたるいかについて知ることができる!
- 時期は短いものの、大迫力のホタルイカ漁を間近で見学することのできる「ほたるいか海上観光」も開催されている!
ほたるいかミュージアムについてもっと詳しく知りたい方は、ほたるいかミュージアムのオフィシャルサイトへ!→
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